【活動報告】2024年6月30日 セーリング講習会

活動報告

「楽しい帆走には、安全は不可欠。そのためには帆走技術の向上が必須です」

今回のセーリング講習会を通して、指導してくださった方の言葉です。

セーリング講習会の様子

セーリング講習会が行われました。

朝、8時集合。

今回のセーリング講習会では、シカーラ(二人乗り)による実技指導です。

まず、シカーラの艤装から始まります。

ジブセイルから帆を張り出します。

さすが、経験者のみなさんです。

手際よく、艤装が進みます。

艤装の最終チェック。緩んでいるところなどないか確認します。

出艇の準備ができたら、最初のミーティングを行います。

今回の参加者のみなさん。

指導は、当クラブ会員で、長くクラブ員に帆走指導してくださった

斎藤健さんです。

今回の講習会の主旨を、参加者全員で確認します。

一人ひとりが抱える課題を持って、交代で斎藤さんと一緒に、シカーラで帆走します。

お昼休憩を挟んで、午後2時には、全員桟橋に戻ります。

クラブハウスで、講評を受けます。

斎藤健さんによる、帆走技術のレクチャーを受けます。

参加したみなさん一人ひとりが、これからの課題を明確にできました。

今回のセーリング講習会の感想

参加者の感想です。

  • タック(風上に向かってジグザグに90度で帆走する技法)した(方向を変えた)あと、スピードが落ちる原因がわかった
  • ハイクアウト(艇が風で傾くとき、自分の身体で艇のバランスをとる)の姿勢を、今回で細かい姿勢を学ぶことができた
  • タックのとき、メインシート(メインセールをコントロールする一番太いシート)を思いっきり引き上げることで、スピードを維持できる。そして、正しい角度で曲がることができる
  • ラン(風下に向かって帆走)するとき、セールの向きを変えるタイミングを早めに察知することで、ブームパンチ(メインセールの下辺の棒が振りかぶってくる)の前に対処する(ジャイブ)ことができた
  • 帆走時の姿勢は、両足を揃える。そのわけは、身体をコンパクトにすることで、艇のバランスに敏感になれる、そして、風に素早く対応することができる

セーリングは、自分だけが楽しむこともできますが、仲間といっしょに帆走することで、互いに協力する楽しさもあります。

それには、自分も含め、乗せる人の命を守ることが必要です。

帆走技術があれば、互いの安全が守られます。

 

「楽しい帆走には、安全は不可欠。そのためには帆走技術の向上が必須です」

 

今回、指導してくださった先輩からの言葉。

一番心に沁みた、セーリング講習会でした。